body-Sampling-body

映像と身体によるメディア・パフォーマンス。
生身の身体が、舞台上に設置されたカメラによってリアルタイムにサンプリングされ、映像の中で分裂し増殖していくことで、<いま・ここ>にあるはずの身体を不確かで不気味な存在へと変貌させていく。舞台上の身体によるムーヴメントの一回性と映像の中の身体の反復性が対比されながら、本来は先に存在しているはずの現実の身体に先行して映像の中の身体が「ダンス」を生み出し始めるという倒錯が引き起こされる。
2001年にコンテンポラリーダンスの山田せつ子と実験映像の伊藤高志のコラボレーションによって制作された『Double/分身』から着想し制作された。上演中の撮影やプロジェクションは全て自動制御され、そのシステム構築やプログラミングも木村が行った。全てを一人で行うことで、舞台上の自らの身体を自ら分解し、新たに生成していくような身体と自己とのラディカルな関係性を提示した。

初演 / 2011 年、 IAMAS メディア工房 (岐阜)
再演 / 2014 年、FFT Düsseldorf Kammerspiele(デュッセルドルフ・ドイツ)
上演時間 / 15min

使用プログラミング・ソフトウェア / Max
演出・システム構築・出演 / 木村悠介